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SMSを「安否確認」と「入荷連絡」に利用。24時間365日のシステムサポートで安心して導入できました。

上新電機株式会社

執行役員 情報システム部長 木原辰浩様

上新電機株式会社は家電製品、情報通信機器、エンターテイメント商品及び住宅設備機器と、これらに関連する商品の販売及び付帯業務を行っています。その中でメディアSMSを導入し、従業員の安否確認や、お客様への入荷連絡にSMSを利用しています。休日のシステムサポートがあるので安心して利用でき、また入荷連絡にかかる店舗スタッフの作業時間を大幅に短縮できました。

目的

地震発生時の従業員への安否確認

お客様への商品の入荷連絡

課題

休日サポートがないSMS送信サービスを安否確認に利用し、訓練時にトラブルが発生。

入荷連絡に電話を利用しており、店舗スタッフの手間がかかっていた。

「入荷連絡がこない」というお客様からのご指摘が多くあった。

効果

休日サポートがあるので、安心して安否確認に利用することができるように。

SMSによる入荷連絡で店舗スタッフの作業時間を大幅に短縮。

入荷連絡に関するトラブルが非常に少なくなった。

事業内容について

私たちは家電製品、情報通信機器、エンターテイメント商品及び住宅設備機器と、これらに関連する商品の販売及び付帯業務を行なっています。これまで家電販売を通じてさまざまな家電製品を日本国内に広く普及させてきました。

「家電とICTの力で生活インフラのHubになる」を経営ビジョンとして定めております。今後は、ICTの高度化・技術革新が、家電をloT家電に進化させ、ICTが社会インフラの高度化ツールとして、少子高齢化への対応、産業 ・雇用創出、安全 • 安心な街づくり、社会インフラの老朽化への対処といった、さまざまな場面で活用されていくと考えています。当社は「家電製品を普及・浸透させる力」「ICTの高度化・技術革新のカ」で、お客さまの生活インフラのHub(活動の中心地 ・拠点) になることを目指してまいります。

所属する部署について

情報システム部では、自社の事業活動に必要とされるシステム環境の構築、システム運用、システム機器手配を担います。私は情報システム部長として約10年務めております。それまで営業として長年働いていた経験もあり、現場の要望がシステム部には伝わっていないことがわかりました。その解決のために、現場が望んでいることをシステム部に理解してもらい、それをシステム化し運用までフォローしていくことが、私の主な役割となっています。

メディアSMSの利用用途は「従業員の安否確認」と「お客様への入荷連絡」

メディアSMSの主な利用用途は従業員の安否確認です。当社事業所が所在するエリアにおいて震度一定値以上の地震が発生した際に、全従業員に対しSMSを送信します。SMSに記載しているURLから安否確認に回答してもらうシステムです。

もうひとつの利用用途はお客様への入荷連絡です。店舗にお客様の要望する商品の在庫がない場合に、お取り寄せの対応をさせてもらいます。その際のお客様への入荷連絡にSMSを利用しています。

「安心して安否確認にSMSを利用できなかった」という課題をメディアSMSで解決

「メディアSMS」の導入前は別のSMS送信サービスを利用して安否確認を行なっていました。しかし、ある安否確認訓練の際に、ほとんどの社員にSMSが送信されないという事態が起こりました。原因を追求していましたが土日に差しかかってしまい、休日のシステムサポートがないサービスであったため、原因が判明したのは週が明けてからでした。

人命救助のタイムリミットとされる72時間以内に安否確認を終わらせるということを大前提にした場合、休日のシステムサポートがないSMS送信サービスでは安否確認システムには利用できない、という判断となりました。そこで休日のシステムサポートを提供しているSMS送信サービスを探す必要があったのです。

「メディアSMS」を選んだ理由は24時間365日のサポートと大量配信ができること

SMS送信サービスを選ぶ条件として、下記の2点を挙げていました。

①休日のシステムサポートがある
②一度に9,000件のSMS送信が可能

①は前述の通り、安否確認を72時間以内に終わらせる必要があるため、休日のシステムサポートは必須条件になります。②については、安否確認の際に一度に約9,000名の従業員にSMSを一斉送信しなければならないためです。

検討のため10社くらい問い合わせをしましたが、休日のシステムサポートがあるのは「メディアSMS」を含め2社のみ。しかし、もう1社は一度に9,000件の送信リクエストを受け付けることができず、結果として2つの要件を満たしていたのは「メディアSMS」のみでした。また、柔軟に当社の要望に向き合ってもらえたので、安心して利用できるだろうと感じました。

「メディアSMS」により安否確認システムの確立を実現

「メディアSMS」と当社の安否確認システムの連携後、問題なく安否報告がなされています。訓練はもちろんですが、実際に地震が起きた際にも安否確認ができました。

「メディアSMS」により入荷連絡の業務効率が大幅改善

安否確認システムでのSMSの導入を機に、お取り寄せ商品の入荷連絡も「メディアSMS」に切り替えました。SMS導入以前は電話で入荷連絡を行っていましたが、電話は一度で出ていただけるお客様ばかりではないので、平均2.5回くらい架電する必要があり、かなりの手間になっていました。

その点、SMSはお客様のご都合時間を気にせず送信できますので、お客様側にとっても、店舗側にとっても、大きなメリットです。SMSを受け取ったお客様は9割程度がご来店されます。ご来店されない方のみに電話連絡をしますので、店舗スタッフが入荷連絡に割く手間が大幅に減少しました。また、送信履歴や送信後もご来店いただけていないお客様を一覧表示することができますので、そういったお客様には電話連絡するようにしています。

それまで「入荷連絡がこない」というトラブルが多く発生していましたが、SMSを導入したことで非常に少なくなりました。

今後の展望について

高齢化が進み、また、お車を持たない世帯も増えているので、店舗への来店が難しいお客様が増えていくと思います。高齢者の方は色々な困りごとがあると思うのですが、店舗にきて要望をお伝えいただくということが難しい方もいます。その解決のために、遠隔での接客がスムーズになるような仕組みが取り入れられたらと思います。

また、メディア4uさんの提供している「VIDEO CONECT」も導入できればと考えています。ビデオ通話の接続URLをSMSで送信することで非常にやりとりがスムーズにできると想定しています。お客様のお宅へ足を運ばなくとも、お客様の住まいの状況を把握することができ、商談の短縮が図れるのではないでしょうか。現場で問題なく使えるように、慎重に準備したいと思います。