事業内容について
福島一 様:
当院は神奈川県川崎市北部二次医療圏にある急性期病院です。患者数は1000人強、医師数も多く、地域医療支援病院や地域がん診療連携拠点病院にも認定されている病院です。
2022年8月で10周年を迎え、現在は月間救急車受け入れ台数630台と救急医療も積極的に行っております。
所属する部署について
福島一 様:
医事課の主任として、患者様への請求や文書作成、管理など非常に多岐に渡る業務を取りまとめたり、スタッフの管理や他部署との連携など業務を円滑に進めるためのマネジメント業務を行っております。
福島菜津美 様:
医事課の文書係として、主に患者様の治療に関する文書の作成や郵送、請求業務を担当しております。
水野玲子 様:
同じく医事課の文書係として、文書の作成等を行っております。
メディアSMSの主な利用目的は「文書の出来上がり連絡」
福島一 様:
メディアSMSの主な利用用途は、保険金給付に必要な診断書等の文書の出来上がり連絡です。文書の受け取りが可能になったタイミングでSMSを用いて確実に患者様にお知らせすることができています。
また、患者様への文書料金の請求、医療福祉課では患者様のご家族への退院・転院のご連絡にも利用しています。
患者様に電話がつながるまで架電を繰り返す労力をSMSで解消
福島菜津美 様:
メディアSMSを導入する以前は、文書の出来上がり連絡や文書料金の請求などはすべて電話連絡のみの対応で、つながらない場合はひたすら架電を行っていました。お仕事をされているお客様だと午後7時以降しか連絡が取れない方も多くいらっしゃるので、その場合は残業して架電を行うケースも多かったです。
また、こちらから連絡が取れないと文書の出来上がり報告が1〜2週間ほど遅れてしまい、患者様にもご迷惑がかかってしまうこともありました。
そこでメディアSMSを導入し、お申込みの際に出来上がり連絡を電話連絡とSMS連絡から選んでいただけるようにしました。
ここ最近では電話よりもSMSで連絡をご希望される患者様が多くなっています。
「メディアSMS」を選んだ理由はタブレット操作と導入しやすい料金体系
福島一 様:
SMSの導入を検討する際は、3社ほど見積もりを取りました。その中でメディアSMSは初期費用0円で導入しやすく、また送信ボリュームが多いときと少ないときで200通ほど幅があるので、送信成功のみの完全従量課金制だった点も魅力的でした。
更に、当院では昔使用していたタブレット端末が余っていたため、タブレットで使える管理画面を当院専用に作っていただけた丁寧な対応も非常に助かりました。
架電で行っていた連絡をSMSで送ることで業務コストを大幅削減
福島一 様:
メディアSMSを導入したことで、今まで架電で行っていた文書の出来上がり連絡をSMSで代替することができ、業務が非常に効率化されたと感じています。
電話だと繋がった場合はもちろん、繋がらなかった場合でも1人あたり1分はかかってしまいますし、それを何度も繰り返す必要があります。SMSなら事前に用意したテンプレートの文章を選択して送るだけなので、送信作業に30秒もかからない上に確実に届きます。架電の労力が短縮されたのが一番大きな効果だと感じています。
水野玲子 様:
電話で連絡しても代表電話番号からかかってくる電話は取らない方も多くいらっしゃいますが、SMSだと文章で病院名と内容をすぐ把握することができるので、折り返し連絡もすぐにいただけるようになりました。
また、費用の面でも電話をかける時間や、人件費などのコストを1/3ほどまで抑えることができています。
さらに、コロナで喉が痛くて声が出せない患者様や小さいお子様が居て電話連絡が難しい患者様もいらっしゃるので、そういった患者様からも非常にご好評いただいております。
今後は患者サービスでもSMSを活用
福島一 様:
今後の展望は、現在文書の出来上がり連絡などに活用しているメディアSMSを予約確認や来院促進などの患者サービスにも利用することです。
当院に来られる患者様の中には月に1回定期的に来る必要がある患者様も多くいらっしゃいます。そのような患者様の予約の確認や来院の促進をSMSで自動送信することができるシステムを構築していきたいと考えています。