SMSのメリットとは?到達率・開封率だけではありません
今日、さまざまなSMS一斉送信サービスが提供され、SMSの活用方法が見直されています。SMSの大きな魅力はその到達率・開封率の高さですが、他にはどのようなメリットがあるのでしょうか。到達率・開封率が高い理由も合わせて、SMSのメリットについて解説します。
Contents
ほぼ確実に届く〜到達率〜
SMSはほぼ確実に届くと言われるほど、高い到達率を誇ります。例えば、SMS一斉送信サービスにひとつ、メディアSMSでは、到達率99.9% を謳っています(※)。ではなぜ、そんなにも到達率が高いのでしょうか。
メディアSMSでは、3大キャリア(docomo・au・SoftBank)との直接接続/直収設計を行っています。国内キャリアの正規ルートでのメッセージ配信網を整備することで、99.9%の到達率と高い送達結果精度を実現可能にしています。
※受信拒否・圏外・電源オフを除く。4キャリア到達率当社検証試験の結果。
高い確率で見てもらえる〜開封率〜
SMSの開封率は一般的に約9割以上といわれています。メルマガの一般的な開封率は2割前後であることを考えると、非常に高い確率で開封してもらえることがわかるでしょう。ではなぜ、そんなにも開封率が高いのでしょうか。その理由には、以下のようなものがあります。
①SMSの通知に気づく人が多い
SMSの他に、代表的なメッセージ送受信ツールとしてメールとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がありますが、プッシュ通知を常時ONにしている割合が最も高いのはSMSです。また、約7割もの人が、「通知がきたらすぐ気づくようにしている」と答えています。メッセージがきたことに気づいてもらいやすいからこそ、開封率も高くなっているのです。
②電話番号の変更が起こりにくい
2006年から、他社キャリアに乗り換えても、電話番号の変更が必要ない「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」が実施されています。現在使っている電話番号の使用歴・携帯電話番号の変更回数についてのアンケート結果は以下の通りです。
携帯電話番号使用歴 | 割合 |
---|---|
5年未満 | 24.1% |
5年〜10年未満 | 26.6% |
10年〜15年未満 | 30.9% |
15年〜 | 18.4% |
電話番号変更回数 | 割合 |
---|---|
1度も変わっていない | 42.5% |
1回 | 23.3% |
2回 | 11.7% |
3回 | 11.7% |
4回 | 4.1% |
5回以上 | 6.8% |
※マイナビ学生の窓口調べ。(2015年8月にWebアンケート。有効回答数369件。21歳~78歳の社会人男女)
電話番号が10年以上変わっていない人は約半数いるうえに、4割以上もの人が、1度も電話番号を変更していないと回答しています。SMSで宛先となる電話番号は、それ自体が変更されることが少ないので、「電話番号の変更によりメッセージが届かない」ということが起きにくいのです。
③SMSの広告は少ないため、他の広告に埋もれにくい
メッセージツールによる広告といえば、メールマガジンが主流です。しかし、多くの企業がメールマガジンを配信しているため、他の広告に埋もれてしまい気付いてもらえず、開封すらしてもらえない可能性があります。実際に行われたアンケート結果によると、メールの約87%は内容を確認せずに消去するとの結果が報告されているのです。また、メールの平均未読数は約86件とSMSのおよそ3.3倍となっています。こういった結果になる理由として、SMSの広告の少なさがあります。SMSは徐々に普及していますが、まだまだ導入している企業は少ないのが現状です。より確実に見てもらうには、SMSを活用する手もあります。
④迷惑メールフィルタやスパム判定に引っかかりにくい
メールでは、一度に大量送信をする際にスパムメールとして扱われてしまうことがあります。また、メールボックスの機能により、受信者の意図していないところで、勝手に迷惑メールボックスに振り分けられてしますこともあります。その点、SMSでは一般的に迷惑メールやスパムメールとして扱われることが少ないのです。そして、無料で送信できるメールとは違い、SMSは発信者に料金がかかるので、一般的に迷惑メールはメールよりSMSの方が少ないです。そのため、SMSで迷惑メール設定をしている人は多くはないと考えられるでしょう。また、SMSの迷惑メール設定は有料のものが多く、それ以外にSMSをブロックするには、送信元の電話番号を個別に登録する必要があるのです。
電話番号のみで送信可能
SMSの最も大きな特徴は、電話番号のみで送信できることでしょう。先ほども説明した通り、電話番号は変更されることが少ないので、メッセージが届かなくなることは起こりにくい考えられます。また、電話番号はメールアドレスに比べて短く、数字のみで構成されているので、入力や記入の手間が格段に少なく、入力ミスも起こりにくいのが特徴です。
アプリのインストール不要
SMSを利用するために、特別にアプリをインストールする必要はありません。SMSはほとんど携帯電話に標準機能として備わっています。SNSの場合はアプリをインストールしたり、アカウントを登録しなければなりませんが、SMSは機種にかかわらず携帯電話を持っていれば送受信が可能なのです。
フィーチャーフォン(ガラケー)にも送信可能
SMSはスマートフォンだけでなく、フィーチャーフォン(ガラケー)でも利用することが可能です。総務省が公開している「平成30年版情報通信白書」によると、2017年時点でフィーチャーフォンの保有率は29.3%。スマートフォンの普及は著しいですが、まだまだフィーチャーフォンの利用者は少なくないのが現状です。
最近ではLINEなどのSNSサービスを利用して広告を配信する企業も増えています。しかし、多くのSNSサービスはスマートフォンで利用され、フィーチャーフォン利用者の目には届きにくいでしょう。機会損失を防ぐと言う点から、SMSは優れた伝達手段といえるでしょう。
通信回線への負担小〜緊急時に活躍〜
大規模な災害発生時には、被災地域への連絡が集中することにより、通信規制がかかってしまいます。このような場合、電話回線のパンクにより電話が繋がらないだけでなく、通信回線が制限され、メール・SNSも利用できなくなってしまいます。被災地域にいる家族、友人、知人の安否確認がすぐにできないと不安になるでしょう。
そこで、緊急時の連絡におすすめなのがSMSです。SMSは電話と同じ回線を使用してメッセージが送られますが、音声データを運ぶ電話に比べ、テキストデータを運ぶSMSは、わずか10分の1以下のデータ量でやりとりができます。SMSなら、メッセージが相手に届いたか確認ができますので、送信相手が電波の届く状況にいるのか知ることができます。緊急時にSMSを利用できるように、連絡をとりたい相手の電話番号を携帯電話に登録しておきましょう。
SMSのメリットについてご理解いただけたでしょうか。もちろん、デザイン性などメールの方が優れている点はあります。使用目的に応じて、自分が必要としている機能は何なのか考えることが大切です。
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