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2023.06.30
SMS活用例 Zendesk連携 コラム セールスフォース マーケティング 連絡ツール

セールスフォース(CRM)とSMS連携|新たな顧客エンゲージメント戦略とは?

セールスフォース(CRM)とSMS連携|新たな顧客エンゲージメント戦略とは?

相手の携帯電話番号さえ分かれば送信できることや、開封率の高さなどから注目度が高まっているSMSマーケティング。
SMSマーケティングの自動化や業務の効率化が期待でき、効果的に施策を運用するための手法の一つとして考えられるのが、セールスフォース(CRM)との連携です。

しかし、連携のやり方が分からなかったり、運用に適したSMSを選定できていなかったりするなど、導入が進んでいない企業も少なくありません。

本記事では、SMSとセールスフォース(CRM)を連携するメリットや、活用方法をまとめています。
「今使っているセールスフォースからSMSを送れるようにしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

セールスフォースと連携した「メディアSMS for Salesforce」について、
詳しくはこちらをご覧ください

マーケティング業界で注目されている「SMS」とは?CRMとも連携可能

SMS(ショートメッセージサービス)は、ショートメールとも呼ばれ、電話番号宛てにメッセージを送れるのが特長のサービスです。
原則送れるのはテキストのみで、写真や動画などのファイルは添付できません。

送れる文字数に制限(スマートフォンで最大全角670字)があり、文字数によって送信料が変動します。

メールアドレスを使用するメールと比較して、顧客への到着率や開封率が高いとされており、SMSを利用したマーケティング手法は近年多くの企業で注目されています。

また、CRM(顧客関係管理)などのツールやサービスとの連携も可能です。
双方を連携させることで、顧客情報の共有やSMS配信業務の効率化などが期待できます。

マーケティングや営業分野を支えるCRM「セールスフォース(Salesforce)」

セールスフォースとは、インターネット経由で利用できるCRMプラットフォームです。

見込み顧客との接点を構築・強化して、商談の成約に必要な業務プロセスの効率化を目的としています。
各部署での情報や顧客のデータを一元化して共有でき、マーケティング効果の最大化が目指せます。

セールスフォースの代表的な機能は、以下の3つです。

  • MA(Marketing Cloud)
  • SFA(Sales Cloud)
  • CRM(Service Cloud)

この3つの要素は、顧客から成約を獲得するために必要であり、それぞれの段階ごとに役割が決められています。
マーケティングや営業だけでなく、Eコマースやカスタマーサービスなど幅広い分野に役立つでしょう。

本章では、それぞれの機能の違いについて解説します。

MA(Marketing Cloud)

MAとは、Marketing Automationの頭文字をとった言葉で「マーケティング活動の自動化」としての意味を持ちます。

効果的なマーケティング施策を検討する際に用いられる手法で、顧客獲得や成約のための顧客育成などの役割があります。

集客のための活動や分析・調査などの商談に向けた準備がこの段階にあたり、その間のプロセスをデータで可視化して、自動化することが可能です。

SFA(Sales Cloud)

SFAとはSales Force Automationの頭文字を取った言葉で「営業管理システム」のことを指します。
主に営業分野で活躍するシステムであり、企業の情報や業務プロセスを自動化して、営業活動で収集した情報のデータ化・蓄積・分析が可能です。

具体的には、以下の機能があります。

  • 顧客管理
  • 営業案件の管理
  • 営業社員の行動管理
  • 売上の予測・実績管理
  • 営業データの管理
  • 商談管理

営業分野における業務やプロセスを可視化できるため、業務効率化や営業活動の組織化などが期待できるでしょう。

CRM(Service Cloud)

CRMとは、Customer Relationship Managementの頭文字をとった言葉で「顧客との関係を管理する」ことを意味します。

一般的には、顧客と良好な関係性を築くためのマーケティング戦略として取り入れられています。
顧客一人ひとりの価値観を正しく把握し尊重することで、利益を最大化することがCRMの目的です。

近年、顧客の価値観の多様化が進み、顧客のニーズを把握しにくくなっているのが現状です。
そこで、顧客の情報を分析・管理し、既存顧客の維持もしくは新規顧客の獲得を目的としたCRM施策に目を向ける企業が増えています。

システムやツールによっては、MA・SFA・CRMの機能を一つにまとめているサービスやツールもあります。
それぞれの機能を組み合わせることで、よりマーケティング効果を発揮するでしょう。

セールスフォースと連携した「メディアSMS for Salesforce」について、
詳しくはこちらをご覧ください

メディアSMS for Salesforceの特長と機能

「メディアSMS for Salesforce」は、セールスフォースと連携して使用できるアプリケーションツールです。

そもそも、セールスフォースを用いてSMSを送信するメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
SMS自体の特長として、到達率や開封率が非常に高く、マーケティングに用いることで高い効果を期待することができるメッセージツールです。
また、電話番号は一度取得したらほとんど変更することがないので、確実にそのユーザーに送信できる点も魅力です。

セールスフォースとSMSを連携することで、一元管理している顧客データを活用し、簡単にSMSを送信することができるようになります。
更に、SMSはメールと異なり確実にユーザーに届くため、マーケティング活動の効果測定をより正確に行うことができ、改善施策が打ちやすい点も特長です。

SMS送信サービス「メディアSMS」ではもともと「個別送信」や「一斉送信」をはじめ「長文SMS配信」や「短縮URL発行」など、効果的にSMSを活用できる機能を搭載しています。
上記基本機能に加えて、セールスフォースと連携すると以下の機能が使用可能です。

for Marketing Cloud

顧客情報の一元化や、カスタマージャーニーの自動化に役立つMAツールです。
そのなかの機能のひとつ「Journey Builder」では、SMS配信を自動化でき、シームレスなシナリオ設計が可能となります。

for Service Cloud

顧客からの問い合わせを管理して、オペレーターが適切に対応できるようサポートするツールです。
「Lightning Service Console」へ、SMS送信画面の組み込みが可能となり、顧客とサービスの接点を作り出せます。

Simple Operation Start

Simple Operation Startでは「SMS Alive」が利用できます。
「SMS Alive」は単独でも使える連携専用システムで、セールスフォースの情報を元に、スピーディーなSMS配信が可能となります。

しかし、新しいツールの導入となると、使いこなせるか不安な方もいるかもしれません。

「メディアSMS for Salesforce」なら、普段使い慣れたセールスフォースに連携するだけでSMSが使えるため、一から使い方を覚える必要がなく安心です。

セールスフォースとSMSの連携を検討中の方や、詳しい機能、料金システムを知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

「メディアSMS for Salesforce」によるSMS送信の活用事例

最後に「メディアSMS for Salesforce」の活用事例を2つご紹介します。
事例を参考にして、どのようにSMSを活用するのかイメージしてみましょう。

特定の顧客を選んでSMSを送信する

「メディアSMS for Salesforce」を活用することで、特定の条件にあてはまる顧客を限定してSMSを配信することも可能です。
その際、一斉送信・個別送信はアプローチ内容や目的に応じて設定できます。

特定の顧客だけを選択してSMSを配信すれば、無駄なく一度で多数の顧客にアピールできます。

一方で個人宛てにメッセージを送ることも可能です。
例えば、不動産関係の内見日時の案内や、病院関係の予約案内など、個別で情報を伝えたい時に便利です。
また、電話不在時のフォロー連絡にも使えます。
電話の要件をSMSで送ることで、コールバックを促すことが可能なため、ビジネスチャンスを逃すことなくアプローチできます。

伝えたい情報を、届けたい相手だけに限定して送れるのはメリットといえるでしょう。

テンプレートとして登録したメッセージを送信する

「メディアSMS for Salesforce」では、メッセージ内容をテンプレートとして登録して管理できます。

例えば、サンプルやモニターの申し込み顧客に、お礼のメッセージを送る時に活用できます。
問い合わせのお礼と、本申し込みの促進のメッセージをテンプレートに登録しておけば、簡単に申し込み顧客のフォローが可能です。
他にも、会員登録情報の更新の案内や、車検の案内など、定期的に配信が必要なものは、事前にテンプレートへ登録しておくことで、配信業務の簡略化や効率化につながるでしょう。

テンプレートは、一斉送信・個別送信のどちらでも対応可能です。
さらに、テンプレート内に顧客情報を差し込むこともできます。

定期的なアプローチや徹底した顧客フォローにより、リピート率の向上が期待できるでしょう。

まとめ

SMSを活用したマーケティング施策は、高い成約効果が期待できるとして注目されている手法のひとつです。
しかし、コストがかかることや、顧客の管理や配信業務に手間や時間がかかることが懸念されます。

データ管理や運用に長けたCRM(セールスフォース)を導入しているにもかかわらず、リピート獲得に課題を感じられている場合は、SMSを連携して使用するのがおすすめです。
連携することで、SMSマーケティングでの効果を最大限に引き出し、業務の効率化、コスト削減が目指せます。

どの連携サービスにしようか迷っている場合は、ぜひ弊社の「メディアSMS for Salesforce」をご活用ください。
メディアSMSは、SMS配信サービスとして豊富なサービス・機能を低価格でご提供いたします。

詳しいサービス内容や料金システムに関しましては、お気軽にお問い合わせください。

谷岡 俊介

(株)メディア4u 運営グループ 制作ディレクター

大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業後、デザイン会社にてグラフィックデザイン、WEB制作会社、システム開発会社でWEBデザイン/UIデザイン、販促支援サービス会社でデザインチームリーダーを経て、2015年より現職。
WEBデザインはもちろん、HTMLコーディング、Wordpress構築、JavaScriptを使ったフロントエンドUI構築も行ないながら、メディアSMSサイトの記事執筆、運営に携わる。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です。