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2024.09.17
SMS基礎知識 SMS活用例 SMS送信方法

SMSで画像は送信できるの?

SMSで画像は送信できるの?

携帯電話番号ひとつでショートメッセージの送受信ができるSMSは、その便利さからビジネスにおいても様々な用途で利用されています。SMSでのやり取りの中で、参考資料として写真やイラストなどの画像を添付したいという場合もあるでしょう。しかし、SMSといえば短い文章のやり取りに特化したサービスである印象が強く根付いています。SMSで画像を送信する方法について解説します。

インターネット上の画像ファイルのURLをSMSで送信

メッセージアプリでの画像の送信といえば、コミュニケーションツールの1つとして名高い「LINE」のような形式をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、SMSではLINEのように画像を直接送信することはできません

ただし、SMSで画像を送信できないのかというと、厳密には違います。共有したい画像を一度インターネットにアップロードし、共有用のURLを発行して送信することで、間接的に画像の送信が可能です。インターネットへアップロードする方法の1つとして、オンラインストレージサービスのGoogleドライブが挙げられます。Googleドライブでは、アップロードしたファイルの閲覧・編集権限を自由に設定することができます。そのため、アップロードした画像が共有相手以外の人物に見られる心配はありません。

Googleドライブから画像の閲覧用URLを取得し、そのURLをSMSに記載して送信します。共有相手が受信したURLを開くことで、アップロードした画像の閲覧が可能です。Googleドライブでは画像をダウンロードすることもできるため、画像の共有を非常にスムーズに行うことができます。またSMSは文字数制限があるため、特にビジネスにおいては短縮URLを用いるとよいでしょう。

MMS(キャリアメール)を利用して送る

アップロードした画像のURLを共有する方法のほかに、MMSと呼ばれるメッセージサービスを用いて画像そのものを送信する方法もあります。MMSは3大キャリアであるdocomo、au、SoftBankが提供するキャリアメールを用いたサービスですが、SMSと同様にチャット形式でのやり取りが可能です。

MMSでの画像の共有を行うには、2つの条件があります。1つ目に、やり取りを行う双方が前出の3大キャリアと契約していることが挙げられます。MMSはキャリアメールを用いたサービスであり、格安SIM提供事業者であるMVNOと契約しているスマートフォンでは利用することができません。2つ目に、共有相手のメールアドレスを知っておくことが挙げられます。これら2つの条件に当てはまっていれば、MMSを用いて簡単に画像を共有することができます。

iMessage(iPhone同士のみ)を利用して送る

やり取りを行う双方がApple端末を所持している場合は、Appleが提供しているiMessageというメッセージサービスを利用できます。iMessageでは、SMSやMMSと同様にチャット形式でのやり取りが可能です。また、画像などのファイルを共有できるほか、文字数の制限なくメッセージを送信できるメリットがあります。

iMessageを利用することができる端末には、iPhoneをはじめ、iPad、iPod touch、Macが挙げられます。そのため、Apple製スマートフォンを所持していない場合でも、Macが利用できれば画像の共有を行えます。

ただしiMessageの利用にはApple IDの作成が必要です。Apple IDの新規作成にはメールアドレスが必要となりますが、これはキャリアメールである必要はなく、フリーメールアドレスを使用しても問題ありません。また、設定から「iMessage」機能をオンにしておく必要があります。

使用しているサービスがiMessage、SMSのどちらなのか分からない場合は、メッセージを送信した際の吹き出しの色で判別が可能です。iMessageでの送信は青、SMSでの送信は緑の吹き出しで表示されています。

+メッセージ(ドコモ・au・ソフトバンクのみ)で送る

双方が3大キャリアであるdocomo、au、SoftBankと契約している場合は、同3社が提供している+メッセージ(プラスメッセージ)を利用することができます。+メッセージの送信に必要な情報はSMS同様に送信相手の電話番号のみとなっているため、SMSの手軽さを損なわずに画像の共有を行うことが可能です。

送信可能文字数が最大全角670文字までのSMSに対し、+メッセージでは最大全角2730文字のメッセージを送信できます。また、画像をはじめとしたファイルや位置情報の共有、専用スタンプ・音声メッセージの送信や複数人が所属するグループでのやり取りなども可能なサービスです。

メディアSMSならdocomo・au・Softbank・楽天モバイルの全キャリアでSMS長文化が可能です。詳しい機能のご紹介はこちらをご覧ください。

谷岡 俊介

(株)メディア4u 運営グループ 制作ディレクター

大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業後、デザイン会社にてグラフィックデザイン、WEB制作会社、システム開発会社でWEBデザイン/UIデザイン、販促支援サービス会社でデザインチームリーダーを経て、2015年より現職。
WEBデザインはもちろん、HTMLコーディング、Wordpress構築、JavaScriptを使ったフロントエンドUI構築も行ないながら、メディアSMSサイトの記事執筆、運営に携わる。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です。