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コラム 2022.02.22

既存システムとSMS送信サービスの連携方法

既存システムとSMS送信サービスの連携方法

SMSを導入する際、既存のシステムと連携して状況に応じた自動配信をしたいと考えている企業様も多いのではないでしょうか?このような場合は、基本的に法人向けSMS送信サービスの利用が必要です。この記事では、SMSとシステムを連携させることで得られるメリットや、「自社システム」「外部システム」「提供されているAPI」での連携方法、サービス検討時に注目したいポイントなどについて解説します。

SMS送信サービスを連携するメリット

SMSの概要についておさらい

SMSとは電話番号宛てに短いテキストメッセージを送信できるサービスです。スマートフォンだけでなくガラケーを含む全ての携帯電話に標準機能として備わっています。そのため、利用の際に専用のアプリをインストールしたり、初期設定を行う必要がないのが特徴です。
SMSで送信できるのはテキストだけで、画像や動画ファイルなどは添付できません。また、送信できる文字数も最大670文字までと限られています。しかし現在、SMSを導入する企業が増えているのです。この背景として、下記のようなメリットが挙げられます。

携帯電話番号しか分からないユーザーへも送信できる

SMSは電話番号を宛先とするため、住所やメールアドレスが分からない相手にもメッセージを送れます。そのため、例えば飲食店などで電話予約があった場合に、予約の前日などにリマインドとしてSMSを送信するといった使い方も可能です。電話で予約があった場合、メールアドレスを口頭で確認するのはミスも発生しやすく、あまり現実的ではありません。電話番号であれば10桁前後の数字列のため書き留めやすい、また入力しやすく目視確認も行えます。

その他にも、所有している顧客リストに携帯電話番号しかない場合も、顧客管理システムと連携させてSMS配信することも可能です。

開封率の高いSMSを利用して効果的にアプローチできる

SMSは開封率が高いのがメリット。2019年に実施した20代から60代以上までの男女492人を対象としたアンケートでは、SMSの平均未読数は26件である一方、メールは約86件と約3倍。また、内容を見ずに消す割合もメールの方が多く、約4割の連絡が見ずに消されています。(※)。SMSは、初期設定で受信時にポップアップなどで画面に通知が表示されるようになっているため視認性が高く、読まれずに放置されにくいのがメリットです。

※株式会社ファブリカコミュニケーションズ調べ(調査時期:2019年12月、調査方法:インターネットアンケート、対象者:20代から60代以上までの男女492人)

特に、メルマガなどを送信していても反応があまり良くない場合、SMSに置き換えることで効果が高まる可能性もあります。今は、各種MAツールと連携してSMSを配信することもできるため、今の運用方法を維持したまま、反応の良くないセグメントにのみ追加でSMSを送信するなども1つの手法です。

メールが届かなかった相手に連絡できる可能性がある

メールアドレスは、複数発行できる上に変更されてしまう可能性がある情報です。例えばドコモなどのキャリアが発行しているキャリアメールの場合、別のキャリアへ乗り換えると当然メールアドレスも変更となります。また、Gmailなどのフリーメールは1人が複数のアドレスを所有できるため、利用頻度の低いアドレスに送信したメールは確認してもらえないケースもあると考えられます。
一方で携帯電話番号は、発行時に身分証の提出やキャリアの審査が必要で、複数発行するのが難しい情報です。また、MNP制度が導入されたことで、キャリアを乗り換えても同じ携帯電話番号を継続して利用する人が多くなっています。そのため、ずっと昔に取得した携帯電話番号情報でも同じ相手が利用している可能性が高く、メールアドレスでは連絡が付かなくてもSMSなら繋がることがあります。

上記のようなメリットから、休眠顧客の掘り起こしとしてもSMSは効果的です。誘導したいWebサイトなどがあれば、短縮URL機能を用いてSMSに挿入することで、URLのクリック率を計測することもできます。メールアドレスが変更されていて届かず、郵送DMを送ってみたものの見てもらえているか分からない場合など、SMSを送ることで相手へのアプローチだけでなく反応率も確認することが可能です。

SMSを連携する方法

SMS送信サービスと自社システムの連携

メディアSMSのAPIでは、個別配信・一斉送信・長文SMSなど管理画面で備えている機能は全てお使いいただけます。御社で開発・運用しているシステムとの連携をご希望の場合は、こちらからお問い合わせください。営業担当よりAPI仕様書についてご共有させていただきます。設計フェーズからプロジェクトへ参画し、API連携についての導入支援や運用アドバイスなども可能です。

メディアSMSのAPI導入事例

ホテルなどの宿泊予約システムとの連携

ホテルや旅館といった宿泊施設の予約システムと連携して、予約完了の案内や1週間前のリマインド連絡にSMS配信を利用されています。また、短縮URL発行機能を用いることで、宿泊後のアンケートフォームへの誘導なども可能です。SMSの限られた文字数の中でも効果的にすることができます。

通販アプリとの連携

ECサイトや通販アプリと連携して、注文内容の確認や発送案内といった連絡にSMSを利用されています。また先述した通り、SMSの宛先となる携帯電話番号は同じものを使い続ける人が多いのが特徴です。そのため古い情報でも連絡できる場合があり、休眠顧客の掘り起こしとしても活用できます。

コールセンターとの連携

コールセンターのシステムとSMS送信サービスを連携させることで、待ち呼・あふれ呼の対策としても活用できます。対応できるスタッフが空いていない場合、コールバック予約用URLを連絡することで、顧客の都合の良い時間帯へ案内でき、つながらないことへの不満の軽減も期待できます。他には、顧客が知りたいことに関するFAQページなどのURLを記載し、SMSで内容を案内することも可能です。

SMSと外部システムの連携

自社システムではなく、SalesforceやKintone、Zendeskといった外部サービスとの連携も可能です。詳しくはこちらからお問い合わせください

メディアSMSが提供している認証専用APIを活用した連携

メディアSMSではSMS認証を簡単に導入できる専用API「SMS-OPE」を用意しています。SMS-OPEでは、SMSでの認証機能に併せて、SMSを受け取れなかった際のIVR認証(電話認証)まで、ワンコールで提供するサービスです。
さらに「認証オールインワン」というサービスでは、ワンタイムパスを生成する機能も提供しています。SMS認証を導入する際に御社側で開発が必要な部分は、パスワード入力を含む一連の認証画面と照合部分のみ。大幅に開発工数を削減することができます。もし相手にSMSが届かなくても、IVR認証へ自動的に誘導。認証用の電話番号にユーザーから発信するインバウンド方式の場合は、SMS配信からIVR認証までをHTTPによる1つのリクエストで完結できます。ユーザーが登録した電話番号へ自動的に発信するアウトバウンド方式も導入可能です。

また、登録された電話番号は弊社側のサーバにて管理するため、今まで個人情報の管理を行ったことがない企業様にとって懸念点となる運用・管理についても、外部リソースで行うことができます。加えて、入力された電話番号が登録済みのものでないか確認する機能も備わっているため、悪意あるユーザーによる多重登録も防げるのがメリットです。
サービスごとに別々のAPIキーを発行しているため、複数のシステムを運用する場合でも全て共通のインターフェースでSMS認証を実装できます。

連携前に確認しておきたい各SMS送信サービスの違い

送信方式

一方で2つ目の「国内キャリア直接接続」は、国内の携帯電話会社によって高い到達率が担保された経路を通りSMSが配信される方式です。この送信方式を採用しているメディアSMSでは到達率99.9%を実現しています(※)。

SMSの魅力である到達率を最大限に活かして利用したい場合は、国内キャリア直接接続を採用しているサービスを選ぶのが良いでしょう。

※株式会社ファブリカコミュニケーションズ調べ(受信拒否・圏外・電源オフを除く。4キャリア到達率当社検証試験の結果)

送信できる文字数

SMSを携帯電話から送信する場合は、多くの機種やキャリアで最大670文字まで送信できるようになっています。しかし、法人向けのSMS送信サービスを利用する場合はこの限りではありません。最大70文字までしか送れないもの、670文字送れるキャリアが限定されているものなどもあり、全てのキャリアで長文SMSを送信できるサービスは一部のみです。
長文SMSが送信できれば、SMSのメリットである到達率の高さに情報量もプラスすることで、より効果的なアプローチが行えます。

セキュリティ

顧客の電話番号を管理する以上、セキュリティ性の高さはSMS送信サービス選びにとって重要なポイントです。侵入検知システムの導入や通信の暗号化、データ保管の暗号化を徹底しているなど、どのようなセキュリティ対策が行われているかは比較検討時に確認するようにしましょう。加えてトラブル発生時のサポート対応についても、すぐに対応可能な体制が整っているかも注目しておきたいポイントです。
メディアSMSでは、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぎ、安心してAPIを連携できるよう、通信の暗号化や任意のIPアドレスからのみログインできるようIP制御を行っています。またデータのバックアップは、メイン運用しているデータセンターとは別のデータセンターへ格納しております。管理画面では、2段階認証機能をご利用いただくことで、ログイン時に認証コードを送信することも可能です。IP制御と2段階認証はどちらも無料で提供しておりますので、費用を気にせずご利用いただけます。

オプション機能の有無

他人接続判定機能

携帯電話番号の過去の利用履歴調査により、元の契約者とは別の人物が利用している可能性がある番号を抽出するものです。例えば携帯電話の解約などによって元の利用者との結びつきがなくなると、数ヶ月後にその番号が別の人へ割り当てられるケースがあります。このような時に個人情報が記載されたSMSが配信されると、意図しない人物に流出してしまう恐れがあります。
そこで他人接続判定機能を利用すれば、万が一顧客の携帯電話番号が変更されていたとしても、別の人物に誤ってメッセージを送信してしまうリスクを未然に防ぐことができます。より安心してSMSを送信するためにも備えておきたい機能です。

双方向SMS

SMS送信サービスは送信に特化しているため、基本的に受信は行えません。相手からの返信を確認したい場合は「双方向SMS」機能が備わっているサービスの利用が必要です。
またメディアSMSの双方向SMSでは、相手からの返信内容によって自動応答する機能を備えているため、簡易的なアンケートの実施や顧客からの問い合わせ対応の自動振り分けなども行えます。

短縮URL自動生成機能

先述しているように、SMSでは最大670文字までしかテキストを送信できません。そのため、長いURLなどを相手へ共有したい場合に、伝えたい内容を載せきれない可能性があります。効果的にSMSを活用するためにも、URLは短縮しておき、連絡内容に使える文字数を確保できるようにしましょう。

まとめ

SMSは到達率や開封率が高い連絡手段です。SMSと各種システムを連携させることで、電話番号しか分からないユーザーや、連絡しても反応がない相手に対して効果的にアプローチできます。
既存の顧客管理システムやMAツールと組み合わせて販促で活用したり、専用APIを用いてSMS認証を簡単に導入することも可能です。連携するSMS送信サービスを比較検討する際には「送信方式」「文字数」「セキュリティ」に注目して選ぶと良いでしょう。