【法人向け】定額制のSMSサービスおすすめ10選|料金相場と選定のポイント
顧客に向けた情報発信は、SMSの活用で効果的に実施可能です。
ビジネスの場面では、大量のSMSを送信する機会が多く、コスト削減のため、法人向けの定額制サービスを検討するケースがあります。
しかし、現状、SMSの定額サービスはありません。
SMS送信の基本的な料金形態は、以下の2パターンです。
- 月○○通まで□□円などの上限を設けた定額制(基準を超えた場合、追加の金額が発生)
- 従量課金制
この記事では、法人に適したSMS送信サービスの紹介や、サービス選びのポイントを解説します。
【法人おすすめ】SMS送信サービス10選
初期費用と月額利用料0円でスタート|メディアSMS
「メディアSMS」は、初期費用と月額利用料無しで運用を始められます。
送信したSMSメッセージの到達率は99.9%。大手キャリアと回線を直接接続することで、高い到達率を実現しています。
また、すべてのキャリアに対して、660~670文字の長文が送信できるため、詳細な説明が必要な情報の配信が可能です。
【料金】
初期費用・月額料金、共に無料
※詳しくはお問合せが必要
現在メディアSMSでは、最大2か月100通分のSMSが送信可能な無料トライアル受付中!管理画面にある全ての機能をお試しいただけます。まずはメディアSMSの強み・機能をご覧ください。
SMSを送信する番号を自由に設定可能|Push!SMS
各キャリアに適応したデザインでSMS配信できる「Push!SMS」。
送信に使う電話番号を、自由に設定が可能です。
SMSは、普段コミュニケーションを図るときに目にする、取引先(自社)の電話番号から届きます。
そのため、抵抗なく情報を受け取ってもらえる可能性が高まります。
【料金】
お問合せが必要
国内シェアNo.1の実績|空電プッシュ
6年連続、国内シェアNo.1を誇る「空電プッシュ」。
国内最大手の通信事業のNTTグループが提供するサービスです。
強みは、約20年分の電話番号履歴を使った、誤送信を防ぐ機能です。
導入サポートや運用サポート・障害サポートを無料で受けられるため、安心してSMS配信に取り組めます。
【料金】
お問合せが必要
顧客とのコミュニケーションを活性化|KDDI Message Cast
+メッセージの活用により、顧客とのスムーズなやり取りを実現させた「KDDI Message Cast」。
画像・動画など、伝えたい情報が最も伝わりやすいコンテンツの配信ができます。
発信した内容に対して、顧客からアクションを受けた際は、双方間のやり取りが可能。
SMSで疑問が解決できれば、コールセンターや営業担当者に対する連絡を必要最低限に減らせ、コスト削減ができます。
【料金】
お問合せが必要
質の高い独自システムを提供|絶対リーチ!SMS
「絶対リーチ!SMS」の魅力は、操作性に優れた管理画面です。
感覚的に使いこなせ、送信業務やSMSの到達・エラー確認が簡単にできます。
API連携を実施すれば、現在利用しているシステムにSMS送信サービスを追加できるため、すべてのシステムを取り替える必要がありません。
そのほか、決済代行など、さまざまな機能が付いています。
【料金】
初期費用 0円~
月額課金 1,000円~ (100通無料)
従量課金 ~12円/通
※詳細は、お問合わせが必要
1時間で10万通のSMS送信が可能|SMS HaNa(エスエムエスハナ)
1時間に10万通ものSMSが送信できる「SMS HaNa」。
送信文字数は最大660文字。受信者の環境に合わせて自動的に内容を分割できます。URLは20文字に短縮可能です。
SMS HaNaは、○か月・○年ごとなど、契約期間を設けていません。
そのため、まずは導入をして本格運用の判断をしたい企業におすすめのサービスです。
【料金】
お問合せが必要
送信成功分を従量課金する料金形態|SMS Publisher
「SMS Publisher」は、受信者の情報を30項目に分類できる、 SMS送信サービスです。
端末の電源OFF・未入金などの項目に分類でき、顧客管理を容易にできます。
年代・所在地など、電話番号に加えた顧客データがある場合、セグメント送信や個人向けの送信が可能です。
顧客に寄り添ったメッセージを送れるため、閲覧率の向上が目指せます。
URLを記載した際は、クリックの有無やクリック日時の確認ができます。
【料金】
月額費用 10,000円(1,000通まで)
※1000通以降は従量課金制。1通ごとに10円
配信URLのクリック数を測定可能|FourS Message(フォースメッセージ)
全てのキャリアに対して、最大660文字のテキストを送信できる「FourS Message」。
キャリア直接接続のため、高い到達率が保証された環境で、SMS配信ができます。
配信後は、短縮URLのクリック数や、顧客の端末の状態(電源オフ・送信成功など)の把握が可能です。
収集データを元に、予約送信や送信時間の除外機能を活用すれば、SMSの閲覧率向上を狙えます。
【料金】
お問合せが必要
SMS送信と顧客管理システムを一括管理|カイクラ
サービス継続率99.6%の実績を誇る「カイラク」。
SMS配信に加えて、顧客管理機能が付いたCTIサービスです。
SMSは、サービス使用のメイン画面から、ワンステップで送信できます。
一括送信や予約・自動送信機能付きなため、最適なタイミングで情報配信が可能です。
加えて、顧客への対応履歴のリスト化の機能により、質の高い情報管理ができます。常に円滑なコミュニケーションが図れる点がメリットです。
【料金】
初期費用 161,000円~
月額 21,000円~
簡単3ステップでSMS送信ができる|SMSLINK
操作性の高さが特徴の「SMSLINK」は、以下の3工程でSMS送信を実行できます。
顧客のリストをアップロードする
メッセージを作成する
送信日時を設定する
一斉送信や予約送信が可能なため、業務の効率化を図れます。
SMS送信の実績がない月は、請求額が0円の費用対効果の高さが大きな魅力です。
料金形態は従量課金制で、初期費用と月ごとの固定費はかかりません。
【料金】
従量課金制 1通8円~
※1通の単価は、月ごとの到達通数で変動。
利用実績がない月は、支払い額が無料です。
SMS送信サービスの料金内訳と確認すべき項目
SMS送信サービスの料金を算出するために、確認すべき項目は、下記の4つです。
- 初期費用
- 月額利用料
- 1通あたりの送信料
- 月額送信数
上記が分かれば、1通当たりの送信単価 × 月間送信数 + 月額利用料で、大体の月料金の割り出しが可能です。
サービス料金の紹介時、1通当たりの送信単価のみを表記しているケースがあります。
その際は、初期費用と月額費用(月額利用料)がどの程度発生するか、問合せをしましょう。
事前に確認をすることで、本格的な運用開始後、予想より費用がかかるなどのトラブルを防げます。
SMS1通あたりの送信料は文字数で変動
SMSは送信時に料金が発生します。受信側は無料でメッセージを受け取れます。
送信にかかる値段は、全角70文字ごとに3円(税別)です。
仮に670文字(最大文字数)を送信した場合、10通分の文字量とカウントされ、30円(税別)の料金が発生します。
送信する文字数 | 料金(税抜) |
---|---|
全角70文字まで(半角160文字まで) | 3円 |
全角71~134文字(半角161~306文字) | 6円 |
全角135~201文字(半角307~459文字) | 9円 |
全角202~268文字(半角460~612文字) | 12円 |
全角269~335文字(半角613~765文字) | 15円 |
全角336~402文字(半角766~918文字) | 18円 |
全角403~469文字(半角919~1071文字) | 21円 |
全角470~536文字(半角1072~1224文字) | 24円 |
全角537~603文字(半角1225~1377文字) | 27円 |
全角604~670文字(半角1378~1530文字) | 30円 |
SMSを利用するためのアプリは、携帯電話に標準搭載されているため、アプリ利用料はかかりません。
費用を抑えて最適なSMS送信サービスを選ぶポイント
1日に送信したいSMSの量を明確にする
携帯電話からのSMS送信は、1日200通が上限で、一斉送信ができません。
顧客宛てのSMSを、1日にどの程度送信したいか・一斉送信をしたいかを明らかにして、SMS送信サービスの導入が必要か判断しましょう。
顧客に送るメッセージの内容が個別で異なり、送信件数が200通に達しない場合は、サービス導入は不必要な可能性があります。
パソコンからSMS送信をすることで、業務の手間を削減したい・一斉送信を活用したい場合はサービスの導入をおすすめします。
どのような機能を使いたいか考える
SMS送信サービスには、一斉送信やパソコンからのSMS送信など、さまざまな機能が付いています。
どのような機能が付いているか、カスタマイズが可能かなどは、サービスの提供元により異なります。
料金が安く、豊富な機能が搭載されていても、自社に必要な機能が付いていて、使いこなせなければ意味がありません。
どのように使いたいか・どのような機能が必要か、事前に明確化することで、サービス導入後のトラブルを防止可能です。
1度に送信できる文字数と料金形態を把握する
SMSで長文を送信するための機能では、文字数によって料金の算出方法が変わる可能性があります。
基本的に、1通の送信単価は全角70文字(半角140文字)までのカウントです。
それ以上の文字数だと、1通でも2通分以上の費用が発生するケースがあります。
そのため、「大体何文字程度のメッセージを作成するか」を予め確認しておきましょう。
送受信の両方ができる機能が欲しいか確認する
「双方向送信機能」は、SMSの送信だけでなく、受信もできる機能です。
顧客とコミュニケーションを図れることで、疑問点の解消をSMSで済ませることが可能です。
コールセンターなどの業務負担を削減できると同時に、顧客の問合せの手間を省けます。
この機能を利用する際は、送信料と受信料が必要です。
送受信単価は、送信機能のみ利用時と異なる場合があります。事前に確認をしましょう。
SMSの接続方法を選ぶ (キャリア直接接続 or 国際網接続)
SMSの接続方式は、主に、「キャリア直接接続」と「国際網接続」の2つです。
■キャリア直接接続
国内大手のキャリアが直接接続で、SMS送信サービスに介入しています。
そのため、信頼性が高く、圧倒的な到達率が見込めます。
フィルタリングなどに引っかかる心配が少ないため、スムーズな情報発信が可能です。
また、国際網接続と比較すると、通信単価が高い特徴があります。
■国際網接続
キャリア直接接続に比べて、送信単価が安い点がポイントです。
ただし、海外経由の配信のため、国内の通信事業者によるフィルタリングに引っかかる可能性があります。
そのため、キャリア直接接続と比較して、到達率が低い傾向が見られます。
送信単価 | メリット | デメリット | ||
---|---|---|---|---|
キャリア直接接続 | 月額利用料制 | 従量課金制より安い場合もある | 従量課金制よりも送信単価が安いケースもある | 利用頻度が低い場合は、月額利用料制の方が高くなる可能性がある |
従量課金制 | 15〜18円程度 | 送信した分だけ請求されるため、少ない送信数でもお得な場合がある | 送信単価が高い場合がある | |
国際網接続 | キャリア直接接続より安い | 送信単価が安い | 到達率がキャリア直接接続よりも低い |
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SMS送信サービスの接続方式については「SMS送信サービスで重要視される「キャリア直接接続」とは?」にて詳しく解説しています。
SMSサービスの利用頻度を考える
費用対効果を考えるうえで大切なのが「利用頻度」です。
たとえば、SMS送信の頻度が数か月に一回程度なのに、月払いの定額サービスを導入している場合、多くのコストがかかります。
サービス選定の際は送信単価に加えて、どの程度SMS配信をする予定か、利用頻度の検討をしましょう。
料金に関して詳しく知りたい場合、各社に資料請求するのがおすすめです。自社に合った商材選びが円滑にできます。
現在メディアSMSでは、最大2か月100通分のSMSが送信可能な無料トライアル受付中!管理画面にある全ての機能をお試しいただけます。まずはメディアSMSの強み・機能をご覧ください。
まとめ
【法人向け】定額制のSMSサービスはある?
- 現状、SMSの定額サービスはありません。
- SMS送信の基本的な料金形態は、下記の2パターンです。
- 月○○通まで□□円などの上限を設けた定額制(基準を超えた場合、追加の金額が発生)
- 従量課金制
SMS送信サービスの料金内訳と確認すべき項目は?
- SMS送信サービスの料金を算出するために確認すべき項目は、①初期費用 ②月額利用料 ③1通あたりの送信料 ④月額送信数の4つです。
- SMS1通あたりの送信料は文字数で変動します。
費用を抑えて最適なSMS送信サービスを選ぶポイントは?
- 1日に送信したいSMSの量を明確にする
- どのような機能を使いたいか考える
- 1度に送信できる文字数と料金形態を把握する
- 送受信の両方ができる機能が欲しいか確認する
- SMSの接続方法を選ぶ (キャリア直接接続 or 国際網接続)
- SMSサービスの利用頻度を考える
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